Saturday, March 15, 2014

インターナショナルとグローバルの違い

こんにちは。小林です。

先日、ある方に「インターナショナルとグローバルの違い」を教えてもらいました。
僕は、今までそこまで気にせず2つの言葉を単に「海外」とか「国際」とかの意味合いで会話や文章の中で使っていましたが、まったく違うんだって事を教えてもらいました。

少し話が変わりますが、英語って単語の成り立ちを理解すると面白いな~と思います。
これも教えてもらったのですが、例えば、「個人」は「individual」ですが、「in(否定) + divided(分けられる)」から成り立っていて、「分けられない」って意味になり、「分けられない最小の単位」が「個人」となるんだそうです。

日本では「人」は「繋がり、支えあう」って意味合いが強いみたいですが、欧米では、より個人としての「人」が強調されるので、よく欧米の方が「個人の主張が強い」って言われるのも、なんだか納得してしまいます。

あとは、「仕事」って言葉も面白いなあと思います。
日本語だと、「商売」も「会社勤務」も「公職」も全て「仕事」で表現されがちですが、
英語語だと、「job」や「work」はもちろん、「labor」や「task」「business」「occupation」「vocation」など色々な表現があるのが面白いです。
商売をしている僕自身は、なるべく「仕事」ではなく「商売」って言葉を使うようにしておりますが、「business」の中で行う「task」は「labor」という意識では行いたくないと思っております(笑)

話が外れてしまいましたが、「インターナショナル」と「グローバル」も、そのようにしてみると、違いがハッキリと表れて、とてもよく理解出来ました。

インターナショナルは「inter(入る) + national(国)」となり、
まだどこか、国と国の境目が残っています。

グローバルは「global(地球規模、球体)」となり、
国という単位でなく、地球全体のイメージになります。

そう考えると、会社、人、モノなどにおいて、インターナショナルとグローバルはまったく違う規模になりますし、どちらなのかを理解しておかないといけないのだろうな~と思いました。

会社で言うと、売上規模の大きさではなく、事業運営として、「ナイキ」「リーバイス」「マクドナルド」「コカコーラ」「P&G」などは完全にグローバル企業ですし、海外に展開する日本の商社とかは、インターナショナル企業という感じで、日本の「楽天」や「ソフトバンク」とかは、グローバルを目指すインターナショナル企業といったところでしょうか。

面白いのが、真のグローバルは、周りまわって、全世界でローカライズにも完全に対応出来るし受け入れられるのだと、上の企業を見てて思いました。

僕自身は、まだまだインターナショナルのママゴトみたいな段階か、それ以下だな~と思いましたし、もっとグローバルに向かって行きたいな~と思いました。

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