こんにちは。小林です。
僕の生まれ育った郷に、とっても綺麗な天然芝のグラウンドがあります。
廃校になった小学校のグラウンドを活用したもので、体育館もあります。
休日の天気の良い時は、天然芝で子供達とサッカーしたり、
天気の悪い日は、体育館で友人家族とバレーや卓球をするのが、
ここ2,3年のお気に入りの休日ルーティンです。
先日の大雨のなか、そのグラウンドで子供達のサッカーの試合が行われていました。
こんな大雨の中?と目を疑いましたが、聞けば、公式戦とかではなく、練習試合だそう。
試合が終わった夕方、バレーと卓球を終えた僕たちが体育館から出て来たら、
見るも無残なぐちゃぐちゃの天然芝。。。。。
大雨のなかサッカーやって、子供達は楽しいのか。
チームや大人のスケジュールをこなすことが、それほど重要なのか。
恵まれた環境を壊してまでする試合なのか。
終わったあとの天然芝の光景を見て、試合にかかわった人たちは何も思わなかったのか。
美意識も、感謝も、知識も、プレーも、指導も、人間性も、あれで伸びるのだろうか。
よくスポーツの世界でいわれているのは、
日本はジュニア期は世界トップレベル、しかし、18歳~になると、伸びない。
子供の頃に、やりすぎなのかもしれません。
良いオフの過ごし方を知らなのかもしれません。
知っている人は、休日に家族と過ごしたり、読書したり美術館に行ったりすることが
子供の感性を高めて、それがスポーツにも生きる事をわかっています。
欧米人は、良いワインや、チーズは長年寝かせないと出来ないという事を知っています。
日本人も、漬け物や日本酒など、寝かせる重要性を知っています。
こんな経験ないですか?
毎日の練習をやめて、1週間くらい休んだ後の方が、上手くなってた経験。
スポーツに限らず、どの分野でも、教育でも、ビジネスでも、
寝かすことの重要性をもっと理解した方が良いと思います。
ビジネスでも、寝かして、何年後かにブレイクすることは良くあります。
骨董品ビジネスなんか、まさにそう。何百年も寝かして価値がつく。
寝かすにも勇気がいるんですよ。周りからはサボっていると思われるし。
動かしたり、手をつけたい衝動にかられるんですよ。
しかし、そんなプレッシャーは気にせず、
寝かしましょう。人も芝も。
最後に、最近見つけた記事のリンクを入れておきます。
「イギリスの研究が示唆する「練習」と「遊び」、双方の必要性」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c22e29c9c11f35ddb614d580367f115c04a3eda?page=1
「試合に出られないならやめろ!」スポーツ界でも“毒親”たちの“虐待”が…重圧で「眠れない」と泣く子どもも
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6394528
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